キャットフードはどこで買えばいいのか
みなさん、キャットフードはどこで買っていますか?
最近では店舗だけではなくネットショップも充実してきており、品揃えや値段など、買う場所によってさまざまなので迷ってしまいますね。
手軽に購入できるようになったぶん、「どこが一番良いのか?」が悩みの種になっている人も多いと思います。
今回は、キャットフードを購入できる場所とメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
1.コンビニエンスストア
最近では、コンビニエンスストアでもキャットフードを購入できるようになりました。
中にはコンビニエンスストア独自のPB商品(ストアブランド商品)も販売されていたりしますね。
コンビニエンスストアでキャットフードを買う時のメリットやデメリットを見ていきましょう。
1-1.メリット
1-1-1.急に必要になったときに便利
「キャットフードを切らしてしまっていたのを忘れていた!」
「真夜中に子猫を保護して必要になった」
などのとき、急場しのぎでコンビニエンスストアのキャットフードは非常に役に立ちます。
私自身、子猫を夜に保護したことがあるのですが、コンビニエンスストアに子猫用のミルクとキャットフードが売っていたので大変助かりました。
1-2.デメリット
1-2-1.値段が高い
スーパーやホームセンターと異なり、コンビニエンスストアで売っている商品はほぼ定価のため割高感があります。
ホームセンターでは70円だったウェットフードがコンビニエンスストアだと100円…なんていうことは少なくありませんね。
1-2-2.品揃えが少ない
コンビニエンスストアはペット用品店ではないため、当然品揃えは少なくなってきます。
「いつものキャットフード」と思って買いに行くと置いていないことの方が多いでしょう。
2.ドラッグストア
ドラッグストアは身近な購入場所のひとつですね。
大きなお店では、ペットフード専用コーナーなども設けられ、品揃えも多様な事が多くなりました。
ドラッグストアで購入するメリットとデメリットを見ていきましょう。
2-1.メリット
2-1-1.品揃えが豊富
コンビニエンスストアに比べると、ドラッグストアは品揃えの面でメリットがあります。
年齢別・状況別に応じた商品が置いてあることも多いため、日常的に購入する方も少なくないのではないでしょうか。
2-1-2.比較的安価
ドラッグストアは値引き商品が多いため、比較的安価に購入できることもメリットのひとつです。
2-2.デメリット
2-2-1.商品の入れ替えが激しい
ドラッグストアは売れ筋商品を置くことが多く、売り上げが出ない商品はすぐに入れ替えられてしまいます。
このため、長く与えていたキャットフードが突然販売されなくなった…ということも少なくありません。
3.スーパー
毎日の買い物のついでに、スーパーでキャットフードを買っていくという人も多いですね。
近頃ではコンビニエンスストア同様、キャットフードでもスーパーのPB商品を販売するところが増えてきました。
3-1.メリット
3-1-1.買い物ついでに購入できる
いつもの買い物と同じお店で購入できるのは、移動の手間が省けて非常に便利です。
荷物もひとつにまとめることができるのが嬉しいですね。
3-1-2.商品の種類が豊富
スーパーによってはキャットフード専門のコーナーが広く取られており、さまざまな年齢・ライフステージに合わせたキャットフードを購入することができます。
ウェットフード・ドライフード・おやつともに充実しているのは大きなメリットです。
3-1-3.安価に買うことができる
販売価格は、コンビニエンスストアやドラッグストアに比べるとグッと安くなります。
3-2.デメリット
3-2-1.専門の人がいない
これはコンビニエンスストアやドラッグストアでも言えることですが、商品が充実している反面、キャットフードについての知識を持った店員さんがいないため、療法食やキャットフードの切り替えなどで初めて買い換える時には不便です。
4.ホームセンター
最近では、ホームセンターにもペット専用コーナーができて品揃えが格段に良くなりました。
自宅の近くにあれば、是非利用したいのがホームセンターです。
4-1.メリット
4-1-1.品揃えが非常に良い
コンビニエンスストア、ドラッグストア、そしてスーパーと比較しても、圧倒的に品揃えが豊富なのがホームセンターです。
ライフステージに合わせたキャットフードはもちろん、療法食やプレミアムキャットフードなども販売されていることもあります。
4-1-2.まとめ買いができる
ウェットフードなど、1個1個買うのが手間になるようなものは「箱ごとください」と言えばまとめ買いできるというのもホームセンターの大きなメリットです。
4-1-3.スーパーよりさらに安価
特売日などの情報を上手に利用すると、スーパーよりもさらに安価で購入することができます。
5.ペットショップ
生体販売をしているペットショップの場合、多くの店舗でキャットフードも取り扱っています。
猫に詳しい店員さんがいるため、安心してキャットフードを選ぶ事ができますね。
5-1.メリット
5-1-1.市販されていないプレミアムキャットフードを買うことができる
ペットショップの中には、ペットショップ独自で開発したプレミアムキャットフードを販売しているお店も少なくありません。
自然素材や無添加にこだわり、スーパーやドラッグストア、ホームセンターでは販売していないものもあるので、独自のキャットフードを買うことができます。
5-1-2.専門の店員がいるためケアが細やか
ペットショップには、それぞれ犬、猫、小動物など専門とする店員さんがいます。
愛猫の状態や年齢を話して、一番合ったキャットフードを店員さんと一緒に選ぶ事もできるのです。
専門の店員がいるというのは、それだけで安心材料になりますね。
5-2.デメリット
5-2-1.品揃えはあまり良くないけれど
ペットショップで取り扱っている商品の数はあまり多くありません。
しかし、ペットショップの多くは、販売する商品の品質や評判にこだわり、少ないながらも良い商品を置いている事が多いのです。
6.動物病院
動物病院でもキャットフードを購入することができます。
主に泌尿器疾患やアレルギーになってしまった猫の「療法食」を販売しているイメージがあるかもしれませんが、健康な猫のためのキャットフードも取り扱っているのですよ。
6-1.メリット
6-1-1.選ぶのは猫のスペシャリスト
動物病院ですから、キャットフードを選んでくれるのは猫のスペシャリストです。
子猫、肥満気味、シニア期、偏食などなど、猫のさまざまな状況に応じてベストな選択をしてくれるのは動物病院ならではのメリットです。
6-1-2.療法食に対する適切なアドバイスを得られる
ホームセンターなどでも療法食を買うことはできますが、猫の健康状態をチェックしてくれる人はいません。
自己判断ではなく、獣医師のアドバイスに基づいた選択であれば安心して療法食を与える事ができますね。
6-2.デメリット
6-2-1.商品は限定される
動物病院は、スーパーやホームセンターのようになんでも置いてある、というわけではなく、獣医師が「猫の健康を維持することができる」と判断したもののみを取り扱っています。
このため商品は非常に限定的になり、飼い主が選ぶ事は難しいと言えるでしょう。
7.インターネット
インターネット上でも、キャットフードを取り扱っている店舗は非常に多いですね。
キャットフードと一緒におやつやおもちゃなど、ついつい買いすぎてしまう人も多いのではないでしょうか?
インターネットでキャットフードを買う時のメリットやデメリットを見ていきましょう。
7-1.メリット
7-1-1.運ぶ手間がない
キャットフードに限らず、すべてのインターネットショッピングに言えることですが、「運ぶ手間がない」「出かける手間がない」というのは大きなメリットだと言えるでしょう。
特にキャットフードはキロ単位で買う事も多いので、重い荷物を持たずに済むというのは嬉しいですね。
7-1-2.選択の幅が非常に広い
インターネット上には無数のキャットフード取扱店があるので、ひとつの店舗で売り切れていたとしても他の店舗で手に入る、というのはよくあることです。
品切れを気にしなくて良いのはインターネットショッピングならではですね。
7-2.デメリット
7-2-1.初めての商品は届くまで内容が分からない
キャットフードを切り替える時にインターネットを利用して購入すると、届くまで実物が分からないというデメリットがあります。
思ったよりも粒が大きかった、思ったよりも匂いが強かった、サイトに記載されていない添加物が入っていた…など、「買ってみなければ分からない」というのはリスクのひとつです。
8.どこで買うのがよいのか
コンビニエンスストアやドラッグストアをはじめ、キャットフードを買うことができるさまざまな場所をご紹介しました。
「キャットフードはどこで買うのが良いのか?」という疑問についてですが、私個人としてはふたつの選択肢があると思います。
ひとつは、「実店舗で実物を見てからインターネットで購入する」。
これは健康な猫に限られるケースですが、実店舗でパッケージ表記をきちんと確認して、原材料や添加物に納得できた時点で、インターネットでまとめて購入するという方法です。
プレミアムキャットフードなどは特に、実店舗よりもインターネットで購入した方が安価に手に入るというメリットもありますが、実物を見ないと不安になることも多いと思いますので、実店舗で一度現物を確認した上でインターネット購入の利点を活用するのが良いでしょう。
もうひとつは「獣医師から購入する」。
これは、アレルギーや各種疾患で体調が優れない猫がいる場合の購入方法です。
確かに、市販のキャットフードの中には療法目的のものも多く販売されていますが、体調が悪い猫の状態を目で確認して適切な判断をしてくれるのは獣医師だけです。
猫の体調が悪いと思ったら、自己判断せずに獣医師の判断をしっかりと仰いで適切なキャットフードを獣医師から購入するのが良いでしょう。
それぞれの購入でメリット、デメリットはさまざまですが、私がお勧めする購入方法はこのふたつです。
是非、今後キャットフードを購入するときの参考にしていただければと思います。