猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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キャットフードを変えてやせてしまったら

愛猫のために少しでも健康に良いキャットフードを、と思いキャットフードを変えたら愛猫が痩せてしまった、という経験はありませんか?
猫は大変デリケートな生き物なので、食べ物や環境など、ちょっとした変化で痩せてしまったり病気になったりしてしまうことが多いのです。
単なるストレスから病気の兆候まで、原因はさまざま。
今回は、キャットフードを変えたら猫が痩せてしまった場合の原因と対策についてご紹介したいと思います。

1.キャットフードを変えたら痩せてしまう原因

1-1.キャットフードの切り替えが早すぎる
キャットフードを切り替える時、急に全量を新しいものに変えてしまってはいけません。
猫は、同じ食べ物を食べ続ける習性にあるため、香りや味に変化があると食べなくなって痩せてしまうことが多いのです。
キャットフードを切り替えるには、1ヶ月から2ヶ月程度の長い時間をかけることが必要です。
はじめは、もとのキャットフードと新しいキャットフードの割合を8:2程度にして少しずつ新しいキャットフードの香りと味を覚えさせ、徐々に新しいキャットフードの量を増やしていくようにしましょう。
この過程で、新しいキャットフードの方が多くなったときに猫が食べなくなってしまうかも知れません。
そういう場合は、いったんもとのキャットフードの量を戻して、また徐々に新しいキャットフードの量を増やしていきます。
時間と根気がいる作業ですが、じっくりと取り組んで新しいキャットフードに慣れさせるようにしてくださいね。

1-2.アレルギーを起こしている
新しいキャットフードへの食いつきは良いのに痩せてしまっているという場合は、新しいキャットフードで使われている原材料や添加物が、愛猫のアレルゲンとなっている可能性があります。
猫がアレルギーを起こす代表的な原材料は、小麦やトウモロコシなど、キャットフードをかさ増しするために使われている穀類です。
猫は本来完全肉食動物で、穀類をはじめとする植物性タンパク質を消化する「アミラーゼ」という酵素の活性が弱いため、穀類、野菜類を消化することが非常に困難な動物なのです。
このため、穀類を使ったキャットフードを与えた場合、食いつきは良いけれど消化吸収がうまくいかずに痩せてしまう場合があります。
また、アレルギーを起こしている場合は下痢や軟便にもなっている事があるので、便の状態をしっかりチェックしましょう。
アレルギーを極力起こさないようにするためには、「グレインフリー」と書かれている穀物不使用のキャットフードを与える事が大切です。
グレインフリーキャットフードは、動物性タンパク質でもアレルギーが起こりづらい羊肉を原料としている事が多いため、愛猫の健康のためにも是非一度試してみることをお勧めします。

1-3.適量を与えていない
キャットフードを変えると、栄養価も変わります。
これまで与えていた量と同量なのに痩せてしまった場合は、新しいキャットフードの給餌量が足りていないのかもしれません。
100gあたりのカロリーをきちんと確認し、猫の体重に合ったカロリーが摂取出来るように改めて計量して与えるようにしてみましょう。

1-4.ライフステージに合ったキャットフードを与えていない
猫は子猫の頃が最もカロリーを必要とし、年齢をおうごとに徐々に必要カロリーは減少していきます。

子猫に成猫用のキャットフードを与えている、またはまだまだ元気な成猫に老猫用のキャットフードを与えてしまってはいないでしょうか。
キャットフードは猫の年齢やライフステージに対応したものを与えなければ、栄養過多・栄養不足の原因になります。
自分の猫の年齢と、与えているキャットフードが対応しているライフステージは一致しているか、確認してみてください。

1-5.総合栄養食を与えていない
「総合栄養食」とは、猫にとって必要な栄養素が全てバランス良く含まれていて、そのキャットフードと水を与えていれば他に何も与えなくても健康を維持出来るペットフードを指します。
通常、総合栄養食を必要な分だけ与えていれば猫が痩せてしまう事はありません。
キャットフードを変えて猫が痩せてしまった場合、変えたキャットフードが総合栄養食ではなく、一般食や間食の可能性があります。
パッケージをよく見て、総合栄養食でないようであれば、すぐに総合栄養食に切り替えるようにしましょう。

2.まとめ

キャットフードを変えたら愛猫が痩せてしまった場合の代表的な原因と対策についてご紹介しました。
キャットフードの切り替えは時間がかかりますし、アレルギーを起こしているのはすぐに気付きづらい事ではありますが、日頃から

・変えたキャットフードへの食いつきは良いか
・首回りなどに皮膚炎が起きていないか(アレルギー)
・便は下痢や軟便ではないか(アレルギー)

をしっかりチェックして、変えたキャットフードが猫に合っているかどうかをきちんと見るようにしましょう。
また、一見しっかりと食べているようでも、量が足りなかったり、総合栄養食でなかったりした場合も、猫は痩せてしまいます。
キャットフードを切り替える時は、

・新しいフードの適量
・新しいフードは総合栄養食かどうか

もきちんと確認して、猫の健康を維持出来るようにしてくださいね。

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