猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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ヨーロッパ産キャットフード

日本では、人間の食べ物に対しては厳しい食品衛生基準が定められていますが、キャットフードについてはまだまだ法整備が追いついておらず、国産であっても原材料や添加物が粗悪な商品が多いのが現状です。
プレミアムキャットフードと呼ばれるキャットフードの多くは外国で生産されておりますが、日本のキャットフードと比べて何がどう違うのでしょうか? 今回は、外国産キャットフードの中でも、ヨーロッパ産のキャットフードについて、特徴と、主な産地による違いなどをご紹介していきたいと思います。

1.ヨーロッパ産キャットフードの歴史と特徴

1-1.ヨーロッパ産キャットフードの歴史
ヨーロッパでのペットフードの歴史は古く、1860年ごろにある電気技師がビスケット状のドッグフードを開発したところまで時代を遡ることができます。
その後、1950年ごろには初めて缶詰タイプのキャットフードが販売され、多くの飼い主に受け入れられてペットフードが広く普及するようになりました。
19世紀中盤ごろから、ヨーロッパでは「ペットにはペット専用の食事を」という考え方が浸透しつつあったのですね。
また、1970年には「欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)」が設立され、ペットフードの原材料として使うべき食材や添加物の指導、製造時の衛生基準などがワークショップで製造者に指導されるようになります。
現在でも、FEDIAFでは常に最新の情報をもとにワークショップを開いており、飼い主が安全で安心出来るペットフードを手にすることができるよう、厳しいガイドラインのもとでペットフードの開発を検査・支援しているのです。

1-2.ヨーロッパ産キャットフードの特徴
FEDIAFでは、キャットフードの製造にあたり
・原料原産地
・加工法
・使用する原材料の部位
・添加剤の種類
・輸送手段
などを細かく定めています。
国により詳細な部分での違いはあるものの、ヨーロッパ各国では概ねこの基準に準拠したキャットフードを生産しているため、安全性や衛生面での信頼が極めて高い商品が多いのです。
日本に輸入されているヨーロッパ産キャットフードの多くは「プレミアムキャットフード」と呼ばれ、穀物不使用や添加物不使用を謳っているものがほとんどですが、これらもみな、FEDIAFの基準に照らし合わせて製造されています。

2.ヨーロッパ産キャットフードの国ごとの違い

ヨーロッパ産キャットフードには、FEDIAFで定められたものだけではなく、原産国により細かな基準がさらに適用されています。
キャットフードの主な原産地ごとに、ひとつずつ見ていきましょう。

2-1.ドイツ
ドイツでは、キャットフードをはじめとするさまざまなペットフードに対して、「人間の食品と同じ品質(ヒューマングレード)でなければならない」という法律が定められています。
同じ鶏肉でも、使用出来る部位と使用出来ない部位が明確に決められていたり、肉の部位によって熱処理の方法などが違っていたりと、まるで人間の食事のようなきめ細やかな部分まで配慮されているのが特徴です。
また、キャットフードを自宅で手作りする人向けの専用の食材店があるなど、法律だけではなくドイツ国内の人びとの間でも、キャットフードに対する関心は強いものとなっています。

2-2.イギリス
イギリスは、1824年に世界で初めて動物虐待防止協会を設立し、1835年には同じく世界で初めて動物虐待防止法を制定したように、近代の時代からペットとの関わりが非常に強い国です。
キャットフードに体しても、FEDIAFで定めたものに加えて、添加物や原材料について非常に厳しい基準を設けており、国民全体がキャットフードをはじめとするさまざまなペットフードに対する安心・安全の意識が高い国と言えます。
このため、製造されるキャットフードも極めて質が高く、中でも保存料、着色料、酸化防止剤を一切含まないものが人気となっています。

2-3.フランス
美食の国として知られるフランスですが、キャットフードも非常に品質の高いものが販売されています。
通常食だけではなく療法食として提供するキャットフードでも、原材料の品質だけではなく「猫が好んでよく食べること」を追究したものが多く、フランス国内だけではなくヨーロッパ全体から人気が高い商品が多いのが特徴です。
また、フランスで製造されるキャットフードには、人間の食べ物の影響で、遺伝子組み換え食品を使わずに有機農産物や無農薬野菜を原材料としたものが増えてきており、安全面でも信頼が高いものが多いのです。

3.まとめ

ヨーロッパ産キャットフードの特徴と、主な産地による違いをご紹介しました。
・ドイツでは、徹底した衛生管理と食材に至るまでの厳しい基準が定められている
・イギリスでは、国民の間にキャットフードの安全性が文化として根付いている
・フランスでは、原材料の安全性がさらに高いものを使って製造されている
ということが分かりましたね。
19世紀中盤というかなり昔から、ヨーロッパでは「ペットは家族の一員である」という考え方のもとに、ペットフードに対するさまざまな試行錯誤が繰り返されてきたようです。
現在販売されている「ヒューマングレードキャットフード」「プレミアムキャットフード」と呼ばれるものの多くはヨーロッパ原産ですが、衛生面・安全面ともに信頼がおけるものだと言えるのではないでしょうか。
愛猫に与えるキャットフードの選択肢のひとつとして、是非ヨーロッパ産のプレミアムキャットフードやヒューマングレードキャットフードを加えてみてくださいね。

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