猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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猫が便秘になったときのキャットフード与え方

猫はもともと便秘になりやすい動物です。
というのも、猫は日常的に水分を積極的に摂らないため、体内の水分が少ない事から便の水分が少なくなり、便が硬く体外に出しづらくなっているからなのです。
こうした猫の便秘について、キャットフードの与え方で改善出来ることがあります。
今回は、猫が便秘になったときのキャットフードの与え方についてご紹介していきたいと思います。

1.猫が便秘になる原因

猫が便秘になる原因について、キャットフードに由来するものをピックアップして見ていきましょう。

1-1.水分不足
冒頭でも書いた通り、猫は水分を積極的に摂らないため便秘になりやすい動物です。
また、ウェットフードを主に食べている猫は、ドライフードを食べている猫と比べて水分摂取量が更に少なくなる事から便秘になりやすいと言われています。

1-2.キャットフードが身体に合わない
キャットフードの好みや身体との相性が原因で、身体にストレスが溜まり便秘になることがあります。

ドライフードよりもウェットフードが便秘になりやすいというのは意外ですね。
ウェットフードは、フードそのものに水分が含まれているため、猫が「水分をこれ以上摂らなくても良い」と判断してしまい、水を飲まなくなってしまう傾向にあるそうです。
また、キャットフードが身体に合わないと消化不良を起こし、便秘だけではなく下痢の原因にもなると言われています。

2.猫の便秘を解消する食物繊維のはたらき

猫が便秘になったとき、キャットフードでチェックする点はまず「食物繊維」です。
ひとくちに食物繊維と言っても、「不溶性」「水溶性」の2種類があり、どちらが含まれているかによって効果が変わってきます。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違いについて、簡単にご紹介しましょう。

2-1.不溶性食物繊維
不溶性食物繊維は保水性が高く、胃や腸で水分を吸収することで膨らみ、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にします。
この蠕動運動により、スムーズな便通を促すのです。

2-2.水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は粘性が高く、胃腸内をゆっくり移動するのでお腹がすきづらくなります。
また、大腸内で発酵されることでビフィズス菌が増え、腸内環境を改善するはたらきがあります。

キャットフードに含まれている食物繊維も、この不溶性と水溶性があり、猫の便の状態によって食物繊維のタイプを変えることは大きな効果があります。
不溶性の食物繊維で便秘が続いている場合は、水溶性の食物繊維を含むキャットフードを、水溶性の食物繊維で便秘が続いている場合は不溶性の食物繊維を含むキャットフードを与えてみると良いでしょう。
また、猫が水を飲みやすいように、キャットフードの近くに水飲み場を設置してあげると、水分補給がしやすくなりますよ。

3.便秘を解消するキャットフードの選び方

キャットフードの成分表示を見ても、食物繊維が不溶性か水溶性かまで明記しているものは多くありません。
原材料表示で食物繊維の種類を判断することが大切です。
具体的には

・水溶性食物繊維
ゴボウ、サツマイモ、にんじん、イワシ、大麦、トマト

・不溶性食物繊維
インゲン豆、グリーンピース、おから、ラズベリー

が、それぞれ水溶性、不溶性の食物繊維を含む原材料です。
これらの原材料を含むキャットフードは便秘の解消に大きな役割を果たしますが、猫は本来完全肉食動物で植物の消化は苦手なため、与えすぎると下痢の原因にもなってしまうので注意が必要です。
適量を与えるようにしましょう。

4.便秘を解消するサプリも併用してみよう

キャットフードにどんな食物繊維が含まれているか分からない、という場合は、水溶性、不溶性それぞれの食物繊維を含んだサプリメントも販売されているので、必要に応じて与えてみるのも良いでしょう。
キャットフードや水にかけたり混ぜたりするタイプのものが販売されているので、是非試してみてくださいね。

5.まとめ

猫が便秘になったときのキャットフードの与え方についてご紹介しました。
便秘の原因は、キャットフード以外にもストレスや運動不足、トイレの汚れ、毛玉が詰まっているなど様々なものがありますので、2週間ほど様子を見て改善がみられない場合には、病院で適切な処置を受けるようにしてくださいね。
今回の内容が、愛猫の便秘解消に役立ってくれたら幸いです。

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