ミネラル入りキャットフードの必要性について
キャットフードを愛猫にあげるなら“総合栄養食”がオススメですが、価格も検討していかなければなりません。
“総合栄養食”は猫が健康に過ごすために必要な栄養素をバランスよく配合しているので、愛猫に長生きしてもらう事ができます。
他にもおやつ的意味合いが強い一般食や治療食というものもありますが、総合栄養食で十分必要な栄養を摂取できているなら必要はありません。
また治療食は獣医と相談しながらあげるものなので、生半可な知識で扱うものではありません。
安価なキャットフードに必ずと言っていいほど配合されている穀類がトップに書かれているのは、それが主成分だからです。
これは雄雌関係なくオススメできない食材ですが、肉食を主成分としたキャットフードはそれなりの価格なので、頭ではわかっていても手が伸びにくいという飼い主さんもいるでしょう。
他を削ってでも肉食を主成分としたキャットフードをあげてと言いたいところです。
次に安全の目安として注目して欲しいのは、世界基準を設定している事で知られているAAFC認定のキャットフードです。
安全基準を満たしている製品にのみ与えられる安全保障です。
この認定を受けているものの中で、成分表を見てみると、いくつかの栄養素材の中でミネラルという表記を見つける事ができます。
美肌やアンチエイジング成分として知られる健康素材ですが、猫にとっても必要な成分です。
新陳代謝促進や冷え性解消効果があることで知られていますが、猫の場合は骨格を形成して丈夫な体を作るために摂取したい成分です。
特に成長過程にある子猫や授乳中の猫には不可欠です。
小魚に多く含まれており代表的な食材として煮干しやシラスなどがあります。
ただし食材によっては塩分として知られるマグネシウムを過剰に含んでいますので、食べ過ぎると別の健康不安を生じます。
犬と比較しても猫の食事は若干塩気のあるものが多いのですが、人間と同等のしょっぱさはオススメできませんので少量で十分です。