猫を愛してやまないスタッフがキャットフードを厳選!合成添加物不使用のネコメシをまとめました!
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キャットフードはどれぐらいの温度であげるのがいいのか

いつも何気なくあげているキャットフード。
その「適温」について考えた事はありますか? 今回は、猫にとってどれくらいの温度でキャットフードを与えるのが良いのか、温め方は?注意点は?など、様々な角度からご紹介したいと思います。

1.温めたキャットフードを猫に与える理由やメリットは?

そもそも、なぜキャットフードを温めて与えた方が良いのでしょうか? キャットフードを温めた方が良い理由とメリットについてまとめてみました。

1-1.キャットフードの匂いが強くなり猫の食欲が増進する
食べ物は、温める事で匂いが強くなります。
嗅覚によって食べ物を見分ける猫の場合、匂いがより強い方の食べ物に関心を示すので、適温に温めたキャットフードはその匂いで猫の食欲を増進する効果があります。

1-2.獲物の体温に近い温度だと猫の食いつきがよくなる
猫は本来狩猟動物で、仕留めた獲物をその場で食べる習性があります。
適温に温めたキャットフードは、獲ったばかりの獲物の温度に近いため、猫の食いつきが良くなるのです。

1-3.柔らかくふやかすことで歯の弱い猫でも食べやすくなる ドライフードの場合は、温める際に水分を加えるので柔らかくなります。
まだ歯が生えてきたばかりの子猫や、歯が弱っている老猫なども、柔らかいフードならばきちんと食べる事ができます。

2.キャットフードの適温は?

2-1.少し熱めのお風呂くらいがちょうどいい
キャットフードを温めて猫に出す前に、指で少し触ってみましょう。
ほんのり温かさを感じる程度(人肌より少しだけ熱め)がキャットフードの適温です。
猫は狩猟動物なので、獲物の体温に近い温かさの食べ物を好みます。
具体的に言うと、40度~45度くらいがちょうど良い温度なのです。

2-2.ホカホカに温めるのはNG
湯気が立つほど温める事はやめましょう。
猫が食べないばかりではなく、万が一口にしてしまった場合、火傷などの恐れがあります。
温めたキャットフードを猫に出すときには、必ず自分の指で触ってみて、適温かどうか確認してくださいね。

3.キャットフードの温め方

3-1.ドライフードの場合
ドライフードは水分を含んでいませんので、少しだけ水を加えて温めます。
お皿に適量のキャットフードを入れたら、フードが浸らない程度の水を加えて、電子レンジで20秒加熱しましょう。
電子レンジの機種にもよりますが、20秒以上温めてしまうとグツグツとフードが沸騰してしまい、猫が食べられなくなってしまいます。
子猫や老猫に与える場合、レンジから取り出したらスプーンなどでフードを砕いてあげると食べやすくなりますよ。

3-2.ウェットフードの場合
ウェットフードは水分が豊富に含まれているので、ドライフードのように水を加えなくても簡単に温める事ができます。
パウチの場合でも、缶詰の場合でも、必ずお皿に空けて温めるようにしてください。
温め時間は、ウェットフード同様に電子レンジで20秒ほどです。
電子レンジで温めるときは、キャットフードの飛び散りを防ぐためにお皿にラップをかけるようにしてください。
また、パウチの場合は、10秒程度湯煎しても温める事ができます。

4.キャットフードを温めるときの注意

4-1.温めすぎに注意
温めすぎは、猫の火傷や怪我だけではなく、飼い主も火傷をしてしまう可能性があります。
猫の口の中の火傷は、口内炎や傷口からの炎症など様々な病気に繋がるリスクが非常に高いので、必ず適温を確認してから与えるようにしてくださいね。

4-2.パウチや缶詰は必ずお皿に移す
パウチや缶詰は金属でできています。
金属を電子レンジで温めると発火・火災の原因となりますので、必ずお皿に移してから温めるようにしてください。
4-3.電子レンジの中を綺麗にしてから温める 電子レンジの中に汚れ・食べかすなどがあると、その臭いがキャットフードに付着してしまいます。
上でも挙げた通り、猫は嗅覚で食欲を感じる生き物なので、温める前に電子レンジを綺麗にして、余計な臭いがつかないようにしてあげましょう。

4-4.冷凍保存したフードはレンジで解凍しない
缶詰の半分など、ウェットフードを冷凍保存している方は少なくないと思います。
解凍するときに、「ついでに」と電子レンジで温めも一緒にしてしまいがちですが、冷凍したフードを電子レンジで解凍すると栄養がなくなってしまうばかりか、風味が落ちて猫が食べなくなってしまいます。
与える前日から冷蔵庫で解凍して、もとの状態に戻ったものを電子レンジで温めて与えるようにしてくださいね。

5.まとめ

キャットフードの適温と温め方、温めるときの注意点についてご紹介しました。
猫は味覚よりも嗅覚で食欲を感じる動物です。
温めたキャットフードは匂いが引き立ちますので、これを嗅ぐことで食欲が増進するのですよ。
キャットフードを温めて与える事は猫にとってメリットがとても多いので、是非参考にして猫に温かいフードを与えてみてくださいね。

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