猫種で与えるキャットフードも違ってくる?
ペットショップでは多種多様なキャットフードが陳列されているので、選ぶのに悩んでしまう飼い主さんも多いかもしれません。
幸いにも猫のキャットフード選びに参考となるような解説が、詳しく外袋に書かれているものが多いので、基本的には説明書きを参考に選べば間違いないですし、獣医にオススメのキャットフードを相談すればさらに確実です。
ただしあくまでも標準的な事しか書かれていないので、詳細な部分は愛猫の健康状態や種類・状況に合わせて考慮していく事が重要になってきます。
通常はライフステージに併せての購入となりますが、猫種に応じてキャットフードの種類を選ぶなら、愛猫の健康維持をさらに堅固なものにしてくれます。
猫種と言いましても体型や外見などは犬種ほどの大差はありませんが、毛玉飲み込みによる嘔吐を繰り返している愛猫には、それ専用のキャットフードを与えた方が無難です。
シャム猫のように短髪でほっそりしとしていてしなやかな体型をしたものと、ペルシア猫のように長くしなやかな毛・くしゃくしゃでつぶれた顔面・小柄な体型をしたものとでは、明らかに違いがわかります。
そのスタイルや健康を考えるとキャットフードの種類も別に考えた方がよい事は理解できますね。
実際にペットショップやスーパーなどの専用棚を見ると、ペルシア用・シャム用というように別途売られています。
シャム猫のケースですと毛づくろいによる大量の毛玉飲み込みというトラブルはさすがに少ないものの、あのしなやかで細身な体型を維持していくためには、魚類を主要とするより高タンパクかつ栄養バランスのよいキャットフードを選ばなければなりません。
逆にペルシア猫に対しては皮膚病や大量の毛玉飲み込みによる嘔吐と食べやすさに十分な配慮が必須となります。
猫種によっても少しずつキャットフードの種類を変えていくのが妥当という事です。
雑種ならこのような使い分けはいらないので、健康状態に応じたキャットフードをあげる事と水分を欠かさない事に注意すれば十分です。